新任教師の憂鬱

新任教師の憂鬱な日々を描いていきます。これから教師を目指される方のためになればと思います。

部活動のあり方

こんにちは、こんばんは。

先週の日曜日のこと。

休みだというのに、わざわざ部活をしに学校へ。

朝7時前。

そこにはいつものようにベテランの先生が。彼は朝5時には学校にいる怪物。

「おはようございます。」と挨拶するなり、教員の休憩室に連れ込まれた。

この時点で、だいたい予想ができたが、私が担当している部活の運営の仕方に対するお説教。

「新任で、担任も持ってさらに部活もしないといけないのは大変だとは思う。だけどな。。。」

もの私はこの時点でベテランの先生の話を聴く気にはなれませんでした。だってそうでしょ。そこまでわかってるなら、持たせるなよ。部活を。そりゃ中には好き好んで部活をやりたい人もいるけれど、私はそうじゃない。いやいややってあげてるんだよ。しかもわからないことだらけで。

部活のためにわざわざ急ぎの仕事を置いといて、生徒をみてるんだよ。

そんな気持ちにしかならなかった。

確かにうまくやれているかと言えばやれていない。2、3年生は全く話を聞かないので、放置するしかできない。なんの愛着もないから別に困らない。1年生はまだわからないことだらけだから、練習を見守っている。しかしそうすると、大会前だから上級生につきなさいと怒られる。上級生をみていると、邪魔だからあっち言ってと言われる。

そんな状況でわざわざ部活をしたいとは思いません。

しかし、ベテランの先生は昔はもっとひどかったと。怖い先生がいて若い先生は従うしかできなかったと。今では完全にパワハラだけど、みんなそれでやってきた。君もしてくれと。

そんな説得で誰がやる気になるのか。

 

そもそも部活はボランティアです。教員がやりたければ、生徒との合意の上でやればよろしい。それなのに部活ありきなのはなぜか。

健康的な体力をつけるだけなら、週に2、3回で十分ではないか。

勉強ができない学校ならなおさら、勉強できる時間を確保するべきではないか。

学校のクラブ活動で物足りない生徒は外部のスポーツチームに参加すればよくないか。

学校が場所を貸すこともできる。学校にお金が落ちる。

地域にお金が回る。

全てを学校で抱えてしまうところに問題があるのではないか。

少々話が飛躍してしまった。

 

生徒と一緒にスポーツすることは十分に意義があると私も理解している。

しかし、それが大会の成績に一喜一憂するのはどうかと思う。

本来の目的は健康な体力作り、精神作りではなかったか。

 

そんなことを説教されながら考えていた。

しかし何も言い返せない。あとで何をされるかわからないから。

完全なパワハラ

これから教員になるあなたにはその覚悟があるか。